矯正歯科・外科矯正・ホワイトニングの福増矯正歯科 [神奈川県横浜市]

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ホワイトニング〔歯の漂白〕について


ホワイトニング 「歯の色が気になる方へ…」

美しい口元と健康で白く輝く歯ならびは、魅力的なスマイルの基本です。アメリカでは矯正治療とホワイトニングは、美しいスマイルのために欠かせない治療法として定着しています。日本でも数年前からホワイトニングブームが始まり、多くの歯科医が興味を示し、テレビや雑誌によるホワイトニングの紹介で人々の関心も高まっています。今回は歯を白くするための色々な方法と、当院がお奨めする健康的なホワイトニング法について紹介します。


「歯の色について」
歯の色は個人差はありますが健康な歯はもともと真っ白な物ではなく、やや黄色みがかった色をしています。これは歯の内部の象牙質の色が、半透明のエナメル質を透して見えているためです。
よく、乳歯の頃は真っ白だったのに、永久歯に生え変わったら歯が黄色くなったと心配される方がいらっしゃいます。これは永久歯の方が乳歯に比べ象牙質の厚みがあるので、色が濃く見えてしまうためです。また、象牙質は加齢とともに厚くなっていくので、年をとると歯の色は濃くなる傾向があります。
皮膚の色はメラニン色素の量によって変化します。メラニン色素は色素細胞によって産生されますが、色素細胞は歯髄の中にもあります。そのため日焼けによって歯の色が濃くなる場合もあります。色素細胞の数は人種による違いはないのですが、そのメラニン色素の産生能力には大きな差があります。黒人は産生力が大きく、白人は少なく黄色人種である日本人はその中間です。
目の色に違いがあるように、歯の色もそれに対応して白人≦黄色人種(日本人)≦黒人の順に色が濃くなる傾向があります。

エナメル質 (歯の表面部分)
白くて半透明
象牙質 (エナメル質の内側部分)
黄褐色や茶褐色、暗灰色等個人差がある
歯髄 (歯の1番内側)
血管や神経が通っている部分




「歯の変色について」

自然の歯の色を損なう原因には色々ありますが、だいたい以下の表のように分けられます。

沈着物 歯垢(プラーク)・歯石  
着色 1)歯表面の着色
外来性物質:茶・コーヒー・タバコなど
細菌性物質:清掃不良
2)歯質の着色
内来性着色:幼児期の重度黄疸・ポルフィリン症(色素過剰)などの疾患
外来性着色:テトラサイクリン系抗生物質・重金属中毒(鉛・水銀)などの摂取
歯のクリーニングやホワイトニングで改善が可能
着色程度によってホワイトニングまたは補綴で改善
変色 1)歯質の物理的・化学的変化(加齢、歯の石灰化程度) 2)硬組織疾患(虫歯、歯の形成不全症) 3)歯髄の病変(虫歯、外傷) 歯質の損傷程度によってホワイトニングまたは補綴




「治療法について」
治療法には歯質を削除して上に修復物を被せたり貼り付けたりする方法と、歯質は削らずに歯を漂白する方法があります。適応症は変色の原因や変色の程度、歯質の状態、患者さんの希望などによって変わるので、詳しくは歯科医師にご相談下さい。

治療法 特徴 歯質の削除量・改善度・適応症
セラミッククラウン
虫歯治療で金属の冠をかぶせるのと同じように、セラミックの冠をかぶせる方法。 歯質の削除量は最も大きく、歯髄処置も必要だが、改善度は最も大きく、数歯に渡り治療する場合には歯並びも多少改善が可能。歯根の部分が残っていれば治療可能。
ラミネートベニア
歯の表面に薄いセラミック素材を貼り付ける方法。歯の付け爪の様なもの。歯並びの改善はできないので、不正咬合がある場合は矯正治療後に治療することを、お奨めする。 歯の表面を薄く削るが、歯髄の保存は可能。
歯の形態修正もできるので、矮小歯によるすき間や咬耗した前歯の改善も可能。
変色の程度が強く、陶器の様な真白い歯を希望する場合などが適応症。
ホワイトニング
( 漂白法 )
薬品を使って歯を漂白する方法。自然な歯の色の改善ができる。
使用する薬品や方法により治療期間や治療回数が異なる。
歯質は削らずに済むが、改善度には変色の程度や、歯質の状態により個人差があるため、治療後の予測は難しい。
また、漂白の方法によっては数ヶ月〜2年位で後戻りや、着色が付きやすくなる場合もある。

「ホワイトニング(漂白法)について」

最近では“レーザーホワイトニング”“ブリーチング”など色々な名称で呼ばれていますが、漂白治療は新しいものではなく、100年以上も前から漂白剤を歯に直接塗ったり、失活歯の内部に漂白剤を詰めたりして行われていました。近年になり審美的治療の要望の高まりから、使用機材や薬品の積極的改良が行われ、色々な漂白治療方法が上記のような名称で一般的に紹介されるようになってきました。歯質を漂白する治療法としては下記の3つの方法があげられます。

オフィスホワイトニング レーザーホワイトニング パワーブリーチング などとも呼ばれる 院内で行う漂白治療法。歯の表面に薬剤を塗布し、レーザーなどを併用して数回程度の短期間で効果を出せるものが多い。
ホームホワイトニング ホームブリーチングなどとも呼ばれる 個人の歯並びに合ったトレイを作製し、夜間や日中の数時間、薬剤を入れたトレイを患者自身に装着させる方法。毎日装着し、数週間使用する。着色しやすい食品や喫煙はその間はできるだけ避けなければならない。患者自身の操作による治療のため、薬剤の使用方法など管理に注意が必要。
失活歯の漂白 失活歯(歯の神経が死んだ歯)の髄室に薬剤を詰め歯の内部から漂白を行う方法。失活歯のため歯の色が変色した場合などに用いる。



「一般的な漂白のメカニズムとしては」
(1)歯の表面のエナメル質の一部を溶解し、歯面に光の反射面を多数つくるようにする。これによる光の乱反射で人の目の錯覚を生じさせ、エナメル質の光の透過性を低くすることで歯の内部の象牙質の色を透過しにくくする。(すりガラスのようにする)
(2)過酸化水素や過酸化尿素と言った酸化剤によって、エナメル質中の有機質を化学的に漂白する。
(3)酸化還元反応によりエナメル質中の有機性色素を分解し、漂白効果を高める。
(4)漂白・溶解作用によりエナメル質表面がザラザラになるため、治療後に再度有機物の沈着や着色が起こりやすくなる。そのため漂白効果を持続させるには1〜3年おきに再漂白が必要。



「ホワイトニングの安全性について」
ホワイトニングに使用する薬品には、色々な濃度の過酸化水素または過酸化尿素といったものが含まれており、過酸化尿素は過酸化水素と尿素に分解して反応を進めます。過酸化水素は日本では3%の濃度のものが口腔消毒用として認められていますが、ホームホワイトニングなどの使用法には認められていません。
アメリカでは多種類の漂白剤が販売されていますが、過酸化水素量3%程度のホームホワイトニング剤数種類と35%過酸化水素のオフィスホワイトニング剤数種類しかADA(米国歯科医師会)の承認はされていません。
現在日本で厚生省の承認を得ている漂白剤は「松風 HI LITE」しかありませんが、インターネットや個人輸入などにより薬剤を入手し、自己責任による治療を行うことは可能です。歯科医院で行なうホワイトニングも同様な手段でアメリカなどから輸入したものがほとんどです。しかし漂白剤も歯科専門業者にしか購入できないものや、ドラッグストアで購入できる市販品まで各種あり、それらを個人輸入し専門知識もないままに自己責任による治療を行うには危険が伴います。
ホワイトニングがブームになるのはいいのですが、一般情報(テレビや週刊誌)や製品ばかりが先行し混乱を招いているのも事実です。不適切な使用や乱用により被害を受けるのは一般市民であり患者さんです。ホワイトニングは興味深い治療法ですが、歯科医師と良く相談の上治療されることをお奨めします。



「FAPホワイトニングについて」
FAPホワイトニングは福増矯正歯科おすすめの歯に良い健康的で後戻りのないホワイトニングです。FAP法は1997年に山岸一枝先生が開発された、歯を傷つけない画期的な漂白法です。
現在この治療法は特許や厚生省の認可取得申請中のため、まだ全国でも当院を含め40医院ほどしか実施していません。


「FAPホワイトニングと他の漂白法との違い」
FAP法は35%過酸化水素・ハイドロキシアパタイト(エナメル質と同じカルシウム)・フッ化ナトリウム(歯を強化するフッ素です)・リン酸を化学量論比に基づいて混和し、エナメル質を脱灰・漂白させた後にフッ化アパタイト(強化カルシウム)を沈着させて白くすることが特徴です。この方法の優れた点は、歯のエナメル質表面が滑らかになるため、再着色を防ぐことができる事と、フッ化アパタイトで表面をコーティングできるため歯質が強化され齲蝕予防にもなることです。
5〜6回しっかりとFAPホワイトニングを行えば、歯の表面に5〜10ミクロンのフッ化アパタイトの沈着が認められ、その後はほとんど後戻りはしません。ただしどのようなホワイトニング法でも、食物などによる外来性の色素沈着は起こるので、メンテナンスのためにクリーニングは必要です。FAPホワイトニングや歯のクリーニングをご希望の方は受付またはスタッフにご相談下さい。
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